

秋本コレクション
ファディのトップ秋本修治が厳選したブレンド
COE入賞豆や希少性の高いスペシャルティコーヒーを厳選してベース豆に使用しています。

秋本コレクション Vol. 129について
秋本コレクションはCOE(Cup of Excellence)入賞ロットや、優れたクオリティのスペシャルティコーヒーをベースに使用した、極上のブレンドコーヒーです。ファディのトップ 『Shuji Akimoto』 が厳選した最上級のコーヒーを皆様にお届けします。今回のベース豆は、中米エルサルバドルの COE 2023で13位にノミネートした LAS DUANAS (ラス ドゥアナス)です。 ラス ドゥアナスは、エルサルバドル北部のアロテペック・メタパン山脈に位置しています。先祖代々、この土地で生活を営んできた MENA (メナ)一族ですが、かつては他の作物を主に栽培してきました。それを今のオーナーである ENRIQUE MENA (エンリケ メナ)が、この地域の森を大切にし、生物多様性を保護し、生態系を維持する方法として、コーヒー栽培だけに専念することを決めたようです。 とはいえ、コーヒー生産者としての道は平坦なものではありませんでした。農園は自宅から遠く、道路も整備されていなかった為、アクセスは容易ではありません。一家は馬に乗って農園に行く必要がありました。加えて、家族の誰もコーヒーの専門的な経験と知識がなく、品質を確保するための新たな投資も必要でした。
LAS DUANAS (ラス ドゥアナス)農園について
現在、農園の仕事は明確に分担されています。父親のエンリケはオーナー、彼の息子は労働者の仕事を調整し、物流と設備の管理を担当しています。奥さんは管理部門で働き、品質管理とコーヒーの加工を担当しています。 また、ラス ドゥアナスでは、コーヒーの品質に対する大きな責任を維持するため、コーヒー品種の選択や植え付け、施肥、剪定、そして収穫から精選、乾燥、包装に至るまで、各工程で毎年専門家の指導を仰いでいます。 2018年の最初の収穫以来、農園に携わる全員が、熱心に仕事をこなし、常に学びの心を持ち続けています。
秋本コレクション物語
秋本コレクションは、わたしたちの社長、秋本修治がこだわりぬいてつくったブレンドなので、その名前をとって名づけられました。 オンラインショップをのぞいて現在27店舗あるファディのお店で、年間65,103名、毎月平均5,425名のお客様が購入される名実ともに会社を代表する看板ブレンドです。
しかも、ブレンドの核となるベースは、何と世界最高峰の豆であるカップオブエクセレンス (COE Cup of Excellence) です。COE国際オークションの前身は1999年ブラジルでスタートします。ファディがこのCOEをはじめて販売したのが2004年。そして、ひろく日本国内のロースターに紹介のあった2005年以来、いちはやく日本のコーヒー企業の中でもさきがけとして、商社を介することなく、自社で単独落札を行ってきました。 このことは最高級品質の証であるCOEの日本におけるブランドイメージの向上を牽引してきたと自負しています。

2017年度のCOEオークションの落札ロット数は世界第2位。 1位は商社ですので販売店単独としては世界第1位です。 ファディでは秋本コレクションを通して、ファディのお店に足を運んでくださる多くのお客様にCOEを当たり前のように、楽しんでいただいています。
COEとは
ところで、この世界最高峰のコーヒーであるCOEとはどのようなコーヒーなのでしょうか。 COEは生産国の選りすぐりの農家から出品されたコーヒーの品評会において、審査員の公正なジャッジによって決められます。 この公正なジャッジとはいかなるものか・・・。それは国際審査員がカッピングフォーマットという評価表を片手に厳粛なルールにのっとってカッピングを行って採点。86点以上 の高得点を獲得したコーヒーだけがCOEとして認定されます。 こうして、認定されたCOEがオークションにかけられ、世界中のバイヤーがパソコン上で購入を競い合うのです。 2018年も11ヶ国、各国で品評会が行われ、各国ごとにオークションが開かれます。 ひとつの農家が出品するコーヒー豆はおよそ1,200キロ程度。ですから、ファディとこうしたコーヒーとの出会い、そしてそれを召し上がるお客様とのコーヒーとの出会いは、世界中で生産されているコーヒー約8,503,920トン (2015年世界生産量)から考えると、本当に奇跡的だと思ってしまうのはわたしだけでしょうか。

秋本修治はCOE国際審査員
秋本は、日本からのCOE国際審査員として品評会に参加。 世界のサプライヤーやロースター達との交流を精力的に拡大していっています。写真をご覧になるともしかすると、 とっても若くみえるかもしれませんが、実は今年、齢62歳になりました。コーヒーのみならず、ビジネスという視点からも、常に新しい世界を切り開いていく、わたしたちの頼もしいボスです。

秋本コレクションは年間を通じて変わるブレンド
2012年は11ヶ国の生産国でオークションが開催されます。わたしたちも、秋本と一緒に落札にむけて購入前にサンプルを取り寄せ、 事前のカッピングを行って、落札商品に狙いをさだめ、1年を通して秋本コレクションをご提供できるように、常に備えている日々です。 秋本コレクションに使用するため、今はだいたい各生産国のオークションで1つの農園分を落札しています。 そして、これをブレンドにすることでさらに複雑性をCOEに付加して、ファディとしての美味しさの独自性を創造します。 秋本コレクションはCOE国際審査員秋本修治の気持ちのこもったシリーズとして、これからも自信をもって新商品をご案内していきます。 お楽しみに!
秋本修治はCOE国際審査員
秋本は、日本からのCOE国際審査員として品評会に参加。 世界のサプライヤーやロースター達との交流を精力的に拡大していっています。写真をご覧になるともしかすると、 とっても若くみえるかもしれませんが、実は今年、齢62歳になりました。コーヒーのみならず、ビジネスという視点からも、常に新しい世界を切り開いていく、わたしたちの頼もしいボスです。
