

秋本コレクション
ファディのトップ秋本修治が厳選したブレンド
COE入賞豆や希少性の高いスペシャルティコーヒーを厳選してベース豆に使用しています。
秋本コレクション Vol. 130について
秋本コレクションはCOE(Cup of Excellence)入賞ロットや、優れたクオリティのスペシャルティコーヒーをベースに使用した、極上のブレンドコーヒーです。ファディのトップ 『Shuji Akimoto』 が厳選した最上級のコーヒーを皆様にお届けします。今回のベース豆は、2023年にグアテマラで開催されたプライベートオークション One of A Kind (以下OOAK)で18位にノミネートした「PAMPOJILA (パンポジラ)」です。
One of A Kind = 唯一無二
OOAKは、Cup of Excellence (COE) と同じ団体が主催する、特殊なオークションプログラムです。COEは初開催から25年が経過、今でもコーヒーオークションの象徴的存在として支持を得ていますが、年々、人気の農園や栽培品種が固定されつつあり、新たに参画したい生産者や、伝統的な栽培品種が正しく評価されない懸念も出てきました。そんな中、グアテマラで2022年から新たに始まったオークションプログラムが、今回のOOAKです。参加者を新しい小規模生産者や協同組合に限定し、栽培品種もブルボンやカトゥーラ等、グアテマラの伝統的な種類に絞った品評会。ちょうどこの年、機会をもらってワタクシ堺も現地でカッピングしましたが、流行の派手な香りや味はない代わりに、王道の綺麗で爽やかな甘さのコーヒーに沢山出会えました。個人的には、昔からグアテマラのコーヒーが好きな方には、一度飲んで欲しい!そう思わせる懐かしい美味しさに仕上がっています。
秋本コレクション物語
秋本コレクションは、わたしたちの社長、秋本修治がこだわりぬいてつくったブレンドなので、その名前をとって名づけられました。 オンラインショップをのぞいて現在27店舗あるファディのお店で、年間65,103名、毎月平均5,425名のお客様が購入される名実ともに会社を代表する看板ブレンドです。
しかも、ブレンドの核となるベースは、何と世界最高峰の豆であるカップオブエクセレンス (COE Cup of Excellence) です。COE国際オークションの前身は1999年ブラジルでスタートします。ファディがこのCOEをはじめて販売したのが2004年。そして、ひろく日本国内のロースターに紹介のあった2005年以来、いちはやく日本のコーヒー企業の中でもさきがけとして、商社を介することなく、自社で単独落札を行ってきました。 このことは最高級品質の証であるCOEの日本におけるブランドイメージの向上を牽引してきたと自負しています。

2017年度のCOEオークションの落札ロット数は世界第2位。 1位は商社ですので販売店単独としては世界第1位です。 ファディでは秋本コレクションを通して、ファディのお店に足を運んでくださる多くのお客様にCOEを当たり前のように、楽しんでいただいています。
COEとは
ところで、この世界最高峰のコーヒーであるCOEとはどのようなコーヒーなのでしょうか。 COEは生産国の選りすぐりの農家から出品されたコーヒーの品評会において、審査員の公正なジャッジによって決められます。 この公正なジャッジとはいかなるものか・・・。それは国際審査員がカッピングフォーマットという評価表を片手に厳粛なルールにのっとってカッピングを行って採点。86点以上 の高得点を獲得したコーヒーだけがCOEとして認定されます。 こうして、認定されたCOEがオークションにかけられ、世界中のバイヤーがパソコン上で購入を競い合うのです。 2018年も11ヶ国、各国で品評会が行われ、各国ごとにオークションが開かれます。 ひとつの農家が出品するコーヒー豆はおよそ1,200キロ程度。ですから、ファディとこうしたコーヒーとの出会い、そしてそれを召し上がるお客様とのコーヒーとの出会いは、世界中で生産されているコーヒー約8,503,920トン (2015年世界生産量)から考えると、本当に奇跡的だと思ってしまうのはわたしだけでしょうか。

秋本修治はCOE国際審査員
秋本は、日本からのCOE国際審査員として品評会に参加。 世界のサプライヤーやロースター達との交流を精力的に拡大していっています。写真をご覧になるともしかすると、 とっても若くみえるかもしれませんが、実は今年、齢62歳になりました。コーヒーのみならず、ビジネスという視点からも、常に新しい世界を切り開いていく、わたしたちの頼もしいボスです。

秋本コレクションは年間を通じて変わるブレンド
2012年は11ヶ国の生産国でオークションが開催されます。わたしたちも、秋本と一緒に落札にむけて購入前にサンプルを取り寄せ、 事前のカッピングを行って、落札商品に狙いをさだめ、1年を通して秋本コレクションをご提供できるように、常に備えている日々です。 秋本コレクションに使用するため、今はだいたい各生産国のオークションで1つの農園分を落札しています。 そして、これをブレンドにすることでさらに複雑性をCOEに付加して、ファディとしての美味しさの独自性を創造します。 秋本コレクションはCOE国際審査員秋本修治の気持ちのこもったシリーズとして、これからも自信をもって新商品をご案内していきます。 お楽しみに!
秋本修治はCOE国際審査員
秋本は、日本からのCOE国際審査員として品評会に参加。 世界のサプライヤーやロースター達との交流を精力的に拡大していっています。写真をご覧になるともしかすると、 とっても若くみえるかもしれませんが、実は今年、齢62歳になりました。コーヒーのみならず、ビジネスという視点からも、常に新しい世界を切り開いていく、わたしたちの頼もしいボスです。
